施設の経営者は長年にわたって、漢方による介護予防、リハビリクリニックを経営し、そのノウハウを活かし、漢方による介護予防施設が2017年7月に北京でオープンされました。
施設の中でご紹介します
地域密着型 住宅地の中、郵便局が隣にあるビルの2階です。
写真は施設の入口エレベーターのドアが開けた瞬間、気持ち良い空間が現れていました。
お茶
向こう側のカウンターではフレッシュ漢方ジュースと健康ケーキ―など提供されています。
企業と中国の有名スポーツ監督と共同開発した身体リハビリ評価図。
図の中心と体幹の中心と合わせて、体が伸ばせる寸法を図ります。
Befor&After の効果が一目瞭然です。
自社開発されている瓢箪灸
その中に薬を入れ、患部においてお灸をする。今特許申請しているだそうです。
入口にある売店
毎日たまごの特売が行われていて、それを目当てに新しいお客さんが多いようです。
そのほか、共同や自社開発されている健康食費も、写真はおかゆパック、症状によって、材料をブレンドして作られている。
iPadによる脳トレ
これだけでは漢方ではないですが、中国では介護予防、認知症を予防を関心が持っている方が多い。スマートフォンやiPadを持っている方がもともと多いことから、利用しやすいという。
これから専門的なソフトを開発予定です。
このほか、漢方のセミナ―、ファッションセミナー、合唱セミナー、日本の生涯教育のプログラムも行われています。
以上ご紹介しました施設は健康の高齢者向け施設です。サービスのプログラムと集客方法、工夫次第に、日本の「介護予防」を行う際にヒントになりそうなところがあるかもしれません。しかし、中国の介護施設は要介護者(認知症)の受け入れが難しく、日本のディーサービスとは大きな違いところがあります。
いずれ利用者も超後期高齢者になり、要介護者へサービスニーズが出てきています。その人らしい暮らしサービスの提供。これこそ日本式介護の出番だと思います。